ところが君は笑った、

備忘録のようなもの

バカ山交流会まとめ

2020年3月追記:なんか拡散されてますが1年前の新入生視点で書いたものなので、2020年度入学の皆さんに必ずしも全てが当てはまる保証はありません。その点をご了承の上で読んでください。


先輩(@oakhouseboy)が開催してくださったバカ山交流会に参加してきたので、軽くレポろうと思います。地理的、あるいは時間的要因で来られなかった同級生の皆さんに届けられたらと。

※もしオフレコだったんだけど……みたいなことがあったら@say_lillieまでご連絡ください、すぐ適切に修正します。

履修のこととかメジャーのことはオリエンテーションで聞きましょう。図書館オリエンテーションは行かなくても大丈夫。

ELAのこと

日課題が出て、きちんと出席することが大事で、単位数*1が多い上にまとめて成績がつくのでGPA*2への影響も大きい。とにかくきちんと出席するべき。

クラス分けはTOEFL(ITP)の点数で決まるけれど、ボーダーだと面談が英語であって希望とかを確認される。

公式サイトのELAのページにも書かれる通り、

Stream 1に属する学生の英語力が最も高く約20人、次いでStream 2は80~100人、本学で平均的な英語力を持つ学生が集まるStream 3は340~360人と多く、語彙力、文法知識、リスニング力などの補強が必要なStream 4には約120人が在籍します。

Stream 1は付属高校出身(いわゆるハイ生)が多く、Stream 2以上は「英語ペラペラ」とのこと。Stream 3が一番多く、今日のELAやSEAプログラムについてのお話も主にStream 3の様子が中心でした。

SEA プログラムのこと

6週間のプログラムで、他の留学生もいる英語を勉強するコースにICU生も入るという形。なのでICU生だけではないし、英語のレベルは高くない*3

SEAプログラムに参加するとELAのAS*4が免除になり、比較的高い評価を貰いやすいので、経済的に可能であれば行くと良い。1年次のフレッシュマンSEAは午前に授業、午後に遊ぶような感じで楽しむ側面が強い。

2年次のソフォモアSEAはRW相当になり、打って変わってがっつり勉強。現地の学生と同じようなことをする。

(筆注:ASってなんだっけと思ったので拝聴しつつICU公式サイトのこの画像を参照しました)

https://www.icu.ac.jp/academics/images/ACADEMICS_ELA_Intensive.jpg

交換留学のこと

交換留学には学年の1/3程度がいく。かなりの割合で帰国子女が占めるので、特に海外経験のない生徒が行きたい場合はやはり英語の勉強をしっかりする必要がある。

応募するための条件があり、応募できても落ちて第二・第三希望に行くこともある。以下、目安として

  • GPA 3.0以上
  • TOEFL iBT 80以上、もしくはIELTS 6.0以上

    23:47追記:交換留学の英語のスコアはもう少し低くても行けるところがあるよ、と補足をいただき、より正確な値に修正しました。情報提供ありがとうございます。

とのこと。ELAをしっかりやっていたらGPAは大丈夫。

TOEFL対策の授業も開講されているので、必要に応じて受けるべき。

他の授業のこと

  1. 一般教育科目*5キリスト教概論+18単位とる必要がある。興味のある先生で選ぼう。
  2. Foundation (100番台)…概論とかIntroduction的な授業。メジャー要件、メジャーごとに取らないといけないものがある。人気すぎるメジャーの授業は場合によっては「1年生は来年とってください」されることもあるとか。
  3. 200-300番台…2,3年生が中心に受けているけれど1年生設けても良い。各先生の研究分野にふれる授業。一応200番台より300番台のほうがレベルが高いことになっているけれど、実際の難易度の差は先生による。教科書だけでなく論文を読んだり、フィールドワークや実習をしたりする。
  4. 体育…必修*6。時間数に対する単位の比率が"損"なので、必修のエクササイズ1,2,3以後は取る必要はない。気になる競技があったら先生にお願いして聴講させていただくという選択も。

 

課外活動のこと

授業外に何をして過ごしているかの類型は5パターン程度に分けられる。

パターン1:バイトとサークルに打ち込むマン

マジョリティである。

パターン2:バイトに打ち込むマン

生態がよくわからない。

パターン3:何もしないマン

寮で漫画とか読んでる。あまりおすすめはしない。

パターン4:サークルに入ったけど特に活動しないマン

パターン5:図書館マン

Wi-fi的にも快適だし22:30まで開いているので良い図書館ではあるものの、勉強好きじゃないならおすすめしないし、コミュ力がないと友だちができないのでやっぱりおすすめしない。

(お話してくださった先輩はいつも図書館にいらっしゃるとのことでした。)

バイトのこと

春学期はしないほうがいいと言うけれど、別にしてもよい。ただ、4月は生活に慣れる時間として必要だから避けたほうが良い。しないといけない人と社会経験としてやりたい人ではバイトの選び方も違う。

サークルのこと

サークルは入るべき。厳密には、ふたつくらいコミュニティに所属していたほうが良くて、所属しうるコミュニティとして

  • ELAのセクション (多数派のStream 3は特に長いつきあいになる)
  • SEAプログラム(連絡を取らなくなるケースも多い)
  • サークル

……あたりの候補があると考えた時、やはりサークルは知り合いが増えるので良い。

ICUは小さい大学なのもあり、体育会系サークルもあまり厳しくない。全国大会とか行かない高校の部活っぽい雰囲気?

学内インターネット環境のこと

Wi-fiは快適に利用できる強さ。ただし、1人あたり2台までしか端末を認証できない*7ので、スマートフォン+パソコンの組み合わせでiPad等を我慢する必要がある。

その他のこと

  • ICUは経済的に余裕のある家の人が多いので、奨学金を貰いやすい
  • ICU生は就活がテキトーなので、周りに流されず真面目に取り組むべし
  • 夏休みが他大学に比べて長い*8ので、普通免許を取るならその時期が空いていて便利
  • 構内の移動や、大学から駅まで、あるいはちょっと吉祥寺まで~というときも場合*9によっては自転車で移動したい。ので、自転車は必須
  • レポートの書き方を特に教えてくれる授業はないので、中間レポートや期末レポートで面食らわないために『論文の教室』を入学前、あるいは入学後でも読むと良い。

    www.amazon.co.jp

キャンパス内の地理

ここからはメモを取っていないし実際に歩きまわりながら建物を見ることに意味があったと思うので遠方の皆さんにはうまく伝えられないかもしれませんが……。

先輩のお話のあと、キャンパス内を案内していただいたのですが、本館(入試会場になった建物)から教育研究棟(教授がいらっしゃる)とその向かいの図書館、本部棟(手続きがあるとき行くところ)、第2教育研究棟(パソコンを使う授業とかELAとかがここである?と聞いたような)、理学館(理系の人たちがいる)、泰山荘(茶室とかある謎の文化財)、D館(ディッフェンドルファー記念館の通称、他大学での生協相当の三省堂書店とかが入っている)、ガッキ(学食)、礼拝堂(入学式をやるところ)……と回りました。

キャンパスマップを見た時にあまりの施設の多さにめまいがする……と思っていたので、学生生活で把握していたほうがよい施設をピックアップしていただけてとてもよかったと思います。

あとがき

……と、ここまでだいたいお話を聞きながらとっていたメモや記憶をもとに書き起こしているので、もしかしたら誤字・脱字・勘違い等々あるかもしれませんが、気づいたことがあったらお気軽に訂正とか補足とかいただければと。

先輩にお話を聞けただけでなく、他の参加した皆さんともちょくちょくお話できて全体的に行ってよかったな、と思うためになる会でした。

開催してくださった@oakhouseboy先輩および一緒にお話してくださったもうひとりの先輩(twitter idがわからなくてクレジットできずすみません)、および途中で立ち寄ってお話してくださった先輩のご友人の皆様もありがとうございました。

*1:例:週に3コマある授業が3単位なのを基本として、Stream 3は週に7コマある

*2:奨学金や院進学に影響するので大事です

*3:Stream 1,2対象のSOASはけっこうがっつり勉強するし、AS相当にならないので単位的にはお得ではないとも

*4:Academic Skills、発音とかの授業?

*5:本館に一般教育科目の授業が紹介されているハンドブックがあるので、気軽に来れる距離の人は貰いに来るとどういう授業があるかイメージしやすいかもしれません

*6:新しい体育館ができたのでおそらく水泳も含まれる

*7:端末を買い替えたときは認証しなおすことができる

*8:6月末から始まるので早い

*9:懐事情